むつきむつき庵の梅の奥には事務所があり、その先にはきれいな庭があります。少し傾いた燈籠や蹲があり、季節ごとに花を咲かせたり、葉を色づかせたりしてくれる木々がいくつか植えてあります。建仁寺垣は情緒があり、庭を引き立たせています。

(ただし私の机からは少し見にくいのです・・泪・・平田)

その中でもひときわ目を引くのが、梅の木です。遅咲きなのですが、今年はいつもより少し早く濃いピンク色の花を満開にさせています!来館される方々にお見せできないのが少し残念。

この梅は枝振りが実に見事なのですが、大分お年を召しているようでその枝を支えるのがだんだん厳しくなってきたので、支えを立てました。

梅の季節が終わり、青葉が目を出し、冬にはたくさんの紅葉の落ち葉の絨緞をつくり、そうやって四季折々、私たちを楽しませてくれます。

私たちだけでなく、春にはメジロが梅の花の蜜に誘われ、やってきます

「梅に鶯」といわれますので、鶯色の鳥は鶯だと思い込み、「鶯が飛んできましたよ!」と声を上げたところ「あれはメジロですよ! そんなことも知らないの?」とからかわれてしまいました=^_^=

このように、老梅は、人だけでなく、鳥も幸せにしてくれます。

庭の木々もむつき庵の大切な一員です。いつまでも支え合っていきたいな、と思います。

(ちなみに我が家のネコたちは、この庭で生まれました)